2007.05.02 Wednesday
与論十五夜踊り
こちらで「次回は9月25日」とありますが、与論十五夜踊りは旧暦3、8、10月の十五夜の日に行われます。

以前、与論島のサザンクロスセンターで説明してもらったとき、「雨 賜れ(たぼぅれ)」という歌詞がとても印象的でした。与論民俗村では「木の幹に結わえ付けた縄の端をカメに入れて雨水をためた」と聞きました(本書P021の写真)。山のない与論島は雨はほんとうに、天の恵みだったんですね。
与論町HPには十五夜踊りでうたわれる歌詞について、すんごく詳しい説明がありますよ。
五穀豊穣を祈る祭りでもあるのですが、サザンクロスセンターには「嶋中安穏」と書かれた大きな旗も展示されていました。「安泰」でも「平安」でもなく「安穏」というところに与論らしい穏やかさが感じられるようで、大好きな言葉です。
実は本書には「与論十五夜踊り」の項目がありません。かなり迷ったのですが、私は実際に見ていないので書く自信がなかったのです。国指定重要無形文化財ではあるのですが、本書は項目の選定を「肩書き」ではなく、「書き手の思い」に置いていました。自信がない項目は、どうしても資料や文献からまとめることになり、「体験を語る」という本書の主旨とズレが生じてしまいます。
というと冷静な判断をしたと思われるかもしれないけど、最後まで「入れたい」と粘ったのは私。kamezoさんに上記のように説得されたのでした。
でも本書では、与論の祭りとしてシヌグまつりを紹介しています。一般的な旅行ガイドブックでは紹介されていませんが、書き手のsaitoさんのおもいがこもった項目になっています。
【業務連絡】
kamezoさん、サザンクロスセンターの入場料がおとな300円になりました。
[与論島]

以前、与論島のサザンクロスセンターで説明してもらったとき、「雨 賜れ(たぼぅれ)」という歌詞がとても印象的でした。与論民俗村では「木の幹に結わえ付けた縄の端をカメに入れて雨水をためた」と聞きました(本書P021の写真)。山のない与論島は雨はほんとうに、天の恵みだったんですね。
与論町HPには十五夜踊りでうたわれる歌詞について、すんごく詳しい説明がありますよ。
五穀豊穣を祈る祭りでもあるのですが、サザンクロスセンターには「嶋中安穏」と書かれた大きな旗も展示されていました。「安泰」でも「平安」でもなく「安穏」というところに与論らしい穏やかさが感じられるようで、大好きな言葉です。
実は本書には「与論十五夜踊り」の項目がありません。かなり迷ったのですが、私は実際に見ていないので書く自信がなかったのです。国指定重要無形文化財ではあるのですが、本書は項目の選定を「肩書き」ではなく、「書き手の思い」に置いていました。自信がない項目は、どうしても資料や文献からまとめることになり、「体験を語る」という本書の主旨とズレが生じてしまいます。
というと冷静な判断をしたと思われるかもしれないけど、最後まで「入れたい」と粘ったのは私。kamezoさんに上記のように説得されたのでした。
でも本書では、与論の祭りとしてシヌグまつりを紹介しています。一般的な旅行ガイドブックでは紹介されていませんが、書き手のsaitoさんのおもいがこもった項目になっています。
【業務連絡】
kamezoさん、サザンクロスセンターの入場料がおとな300円になりました。
[与論島]