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ナリムチそして「どんど焼き」
みなさまこんにちは、kamezoです。ちとお仕事から逃避モード(^^;;

ちょっと遅い話題かもしれませんが、小正月のお話。
本書の「行事食」で蔵満先生が「ナリムチ」を紹介しています。小正月に木の枝に刺した色とりどりのお餅を飾るという風習です。市場で買うこともできるんですって。

水間さんの書いている「あまみ便りblog」の記事でも先日話題になっていました(「ナリモチ」、「ナリモチ、追加情報」。写真も見られますよ)。
蔵満先生の記事や水間さんのblogからは奄美大島のことしかわかりませんが、他島ではどうなんでしょうね。

全国でいうと地方によって繭玉・餅花などと呼ぶ例が多いようです。養蚕が盛んだったところでは「繭玉」なんでしょうね。呼び方は違いますが、ほぼ全国に似たような風習があります(もっとも、うちの近所=東京の武蔵野・三鷹地区では見かけませんし、私の出身地=青森・津軽にもなかったと思うけど(^^;;)。
それなのに、水間さんの調べでは、どうも東日本が中心で、中国・四国地方には見当たらないようです。なんででしょうね。
「正月 餅 枝」で検索してみると、やはり圧倒的に東日本のようです。名称のバリエーションでは、東北では「だんごき」「だんごぎ」と呼んでいる例がありました。

だんごき:宮城県仙台
http://plaza9.mbn.or.jp/%7Ekonnok/sendai-customs-1.html

団子木(だんごぎ):山形県山形市
http://www.yamagata.info.maff.go.jp/

仙台と同じ宮城ですが、こんな記事も。
http://www.pej-lady.org/myblog/2007/01/post_141.html
奄美大島と同様、お店でも売ってるんですね。

飛騨高山では「花餅」と呼んでいるようです。

飛騨高山の花餅
http://www.h5.dion.ne.jp/%7Eyoshima/hanamochisakusei.html

愛知県でも「花餅」と呼んでいる例がありました。
http://www.aichi-kyosai.or.jp/kumiai/report/report75.html

実は、この風習を知ったとき、私は「どんど焼きと関係ないのかな」と思ったのです。1年間の無病息災や風邪除けを祈願して、枝に付けたお餅を小正月に特別な火で焼いて食べるという風習です。

どんど焼きについては「小正月どんど焼き行事の全国調査」というページを見つけたのですが、全国に広がっています。
四国や中国地方にもあって、香川「とんど焼き」でも餅を焼きます。愛媛「とうどおくり」については餅のことが書かれていませんが、「とうど」を燃やした残りの灰で鏡餅を焼き「ぜんざい」にして食べるそうです→こちら。どっちも枝に付けているかどうかは不明ですけど。
広島「とんど祭り」、鳥取「とんど焼き」のように鏡餅を焼くというところもあります。色はついてないみたいですけど、枝の先に餅を付けるところはいっしょ。

ちなみに、奄美大島では、数日飾ったあとはサツマイモと一緒に煮て、ヒッキャゲという料理にして食べるのだそうです。お雑煮みたいなのかな。甘いんだそうですから、ぜんざいみたいな感じでしょうか(おや、愛媛もぜんざいだ)。

そのお餅に名前があるかないか、焼くため「だけ」に枝に餅をつけるのか、使う餅は鏡餅か否か、色はついてるのかどうか、などなどいろーんなバリエーションがあるみたいですね。でも、しめ縄やなんかを焼くけれどもお餅は出てこないところもあるようです(詳しくは調べていので、先のページに書かれていないだけかもしれません)。餅じゃなくて火に名前がついているのが「どんど焼き」なのかな。餅の貴重さでも関係があるのでしょうか。

[奄美大島]
| シマ情報 | 08:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
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